「介護予防と口腔ケア」講演会を開催しました。
発信日:2015年04月24日

第13回口腔介護講演会 開催終了しました!  担当:介護保険委員会

『介護予防と口腔ケア~お口のはたらき~             

   延ばそう健康長寿―食べる幸せ、生きる力は健口からー』

    講師:髙橋浩二先生(昭和大学歯学部教授)

 

平成27年4月12日(日)午後2時~4時 於:梅丘パークホール

13回目となった区民向け講演会を世田谷区との共催で開催しました。

参加者は89名

 

介護保険委員会の安宅重弥担当理事(司会・開会)

挨拶は

中野幹夫 世田谷区歯科医師会会長

田中文子(あやこ)世田谷区高齢福祉部部長 

 

高橋浩二先生の動画や実習を交え約1時間のご講演。参加者はメモをとったり実習したりと熱心に聞き入っていました。

 

講演要旨

①   口は健康の入口である。口の機能が衰えたり、ケアを怠ると、むし歯、歯周病だけでなく栄養障害、窒息や肺炎、免疫機能低下などを引き起こすことが知られている。

②   口の中をきれいにすることが、肺炎予防の第1歩と言える。そのためにはブラッシングや舌の清掃も大事なケアである。

③   粘稠性の痰は、前傾姿勢になってHuffing=ハアー!っと息を強く吐き出す)が有効である。

④   クリーニングは、歯だけでなく粘膜、義歯を含め「口の中全体」について

    細かく、丁寧に が基本であること。

⑤   口腔ケアと肺炎の関連、結論は「口腔ケアで肺炎の発症率を半分にすることが可能である

    また、お口のトレーニングについて 実習付きで詳しい解説をして頂きました。

 

昭和大学歯科病院口腔リハビリテーション科HP = Okuchidetaberu.com

★今回協賛頂いた会社:ヘルシーフード株式会社

           ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社

           相田化学工業株式会社