第13回口腔介護講演会 開催終了しました! 担当:介護保険委員会
『介護予防と口腔ケア~お口のはたらき~
延ばそう健康長寿―食べる幸せ、生きる力は健口からー』
講師:髙橋浩二先生(昭和大学歯学部教授)
平成27年4月12日(日)午後2時~4時 於:梅丘パークホール
13回目となった区民向け講演会を世田谷区との共催で開催しました。
参加者は89名
介護保険委員会の安宅重弥担当理事(司会・開会)
挨拶は
中野幹夫 世田谷区歯科医師会会長
田中文子(あやこ)世田谷区高齢福祉部部長
高橋浩二先生の動画や実習を交え約1時間のご講演。参加者はメモをとったり実習したりと熱心に聞き入っていました。
講演要旨
① 口は健康の入口である。口の機能が衰えたり、ケアを怠ると、むし歯、歯周病だけでなく栄養障害、窒息や肺炎、免疫機能低下などを引き起こすことが知られている。
② 口の中をきれいにすることが、肺炎予防の第1歩と言える。そのためにはブラッシングや舌の清掃も大事なケアである。
③ 粘稠性の痰は、前傾姿勢になってHuffing(=ハアー!っと息を強く吐き出す)が有効である。
④ クリーニングは、歯だけでなく粘膜、義歯を含め「口の中全体」について
細かく、丁寧に が基本であること。
⑤ 口腔ケアと肺炎の関連、結論は「口腔ケアで肺炎の発症率を半分にすることが可能である」
また、お口のトレーニングについて 実習付きで詳しい解説をして頂きました。
★昭和大学歯科病院口腔リハビリテーション科HP = Okuchidetaberu.com
★今回協賛頂いた会社:ヘルシーフード株式会社
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
相田化学工業株式会社